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▼ 日程|2020.2.29[土] – 3.17[土]
▼ 会場|栞日 2F 企画展示室


写真家、菊地和歌子さんが2016年に出版した自身初の写真集『echo』(Libro Arte)の作品と、昨年2月、東京・目黒〈BOOK AND SONS〉で開催した写真展「潜る」の作品を、同時に展示します。8年間にわたって雪の風景を撮り続けた「echo」シリーズと、その続編と位置づけられる直近の表現、「潜る」シリーズ。どちらも心がスッと鎮まり、周囲の音がフッと消え去り、現実とは別の世界(どこか夢の中)を浮遊している気分になります。


3.15[日]まで開催中の冬のスタンプラリー「Matsumoto Winter Walker」。今年のテーマ「冬の音」が決まったとき、ふっと心に浮かんだ一冊の本が『echo』でした。より正確には、その写真集の巻末に綴られた菊地さんの言葉の中の、次の一節でした。

- 意識を集中させると色んな息吹の音が聞こえてきて -

このフレーズから着想を得て考案した、スタンプラリー期間限定のスイーツが「春を宿すクレームブリュレ」です。2F企画展示室で『echo』のオリジナルプリントをご覧いただいたあと、よろしければ、この洋菓子もお召し上がりください。



※ 当初、会期初日に、本人によるギャラリートークを予定していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、止むを得ず中止いたしました。ご了承ください。


菊地和歌子(きくち・わかこ)

写真家。1979年宮城県生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。〈良品計画〉のカメラマンを経て、2008年に独立。8年にわたり撮影した雪の在る風景の写真集『echo』(Libro Arte)を発売中。www.wwwakakokikuchi.com