▲ 月極本 #02 / 1,800yen+tax
「YADOKARI」の本を、もう一冊。
こちらは自分たち自身で発行する「思想系ポケットカルチャー誌」。
待望の第二弾リリースです。
テーマは「幸せな死に方」。
「ニューミニマル」という、あたらしい「生き方」を提唱する「YADOKARI」が、
その先にある「死に方」について、真っ向から挑んだ一冊です。
谷川俊太郎さんの詩「誰にもせかされずに」で幕を開ける今号。
前半は、「未来の住職塾」塾長・松本紹圭さんに死生観を問うインタビュー、
これまでに「YADOKARI」のWEBサイト「未来住まい方会議」で掲載してきた
世界中の小さい家の中から、「終のすみか」という観点で選び直した、22のケーススタディ紹介、
「YADOKARI」代表・さわだいっせいさん/ウエスギセイタさんと、
『月極本』編集長・宮下哲さんの三者による、編集会議の様子を伝える対談集、と続きます。
後半も、目が離せません。
聖路加国際病院の保坂隆さんが説く、
「幸せな死に方」の話、年明けに急逝したロックスター、デヴィッド・ボウイに関する一考察、
『月極本』アートディレクター・西山勲さんと、
同著カバーアートを手がける、北島敬明さんによる対談、です。
巻末には全国の独立系書店が選書した「『死』を知るための42冊」を掲載。
僭越ながら弊店も、蒼々たる面々の中で、5冊の本を紹介させていただいております。
「自分の死をイメージできますか?」と、冷静に真剣に問いかける、
濃密なポケットサイズの一冊です。
ー 充実した一日が幸せな眠りをもたらすように、
充実した一生は幸福な死をもたらす。
(レオナルド・ダヴィンチ)