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▲ せとうち暮らし #18 / 917yen+tax

三年に一度の国際芸術祭が春夏秋に開催される瀬戸内から、
島々の暮らしを伝える本『せとうち暮らし』が届いています。

特集は、「海と島に育まれた、美しい装い」。
瀬戸内の美意識の源を、探し求めた旅の記録です。

淡路島では、島の色を引き出し、島の服をこしらえる、
染織作家とデザイナーに出会い、
沼島では、着物に何枚もの古布を重ね、
丁寧に刺し子を施した漁師の仕事着「ドンザ」を拝見。
続く粟島では、布作家の染物屋に入った
特別な「ウェディングドレス」のオーダーの物語を追います。

流行りのファッションとは別の世界で、
その人の美学・哲学が表れた、本来の「おしゃれ」が、
瀬戸内には息づいています。