三重・津で編集者・西屋真司さんが、ほぼひとりでその全てを手がけ、
年三回のペースを守って発行する、好奇心旺盛な小冊子『kalas』が、
この春も、松本まで羽ばたいてきました。
最新号は「綺麗ごとの先へ」。
毎回ドキッとさせられる特集タイトルは、
現代の世相を地方の空から俯瞰している、『kalas』の特色のひとつです。
今号では、人生を歩み続ける上で、時として厄介な「使命感」という感情に、
真っ向から対峙したり、落とし所を探りながら付き合ったり、
潔く手放すことを選んだりした、さまざまな人物が登場します。
前号までに引き続き「物語調」で展開する、出色のローカルブックです。