日本民藝協会が発行する機関誌『民藝』4月号が届いています。
特集は「家具・木工品の修復」。
4.2[土]から 6.12[日]の間、
創設80周年記念特別展の第一弾として開催されている、
「朝鮮工芸の美」展の関連特集です。
柳宗悦の韓国初訪問してから100年という節目を迎える今年。
柳が蒐集して、日本民藝館が所蔵してきた韓国文化財の調査が、
一昨年の暮れから、昨年の秋にかけて「韓国国外所在文化財財団」によって行われ、
数々の文化財の詳細が明らかになりました。
今号では、その一連の取り組みにおいて特に重要視された、
家具・木工品の修復に着目し、その内容を紹介しています。
常に新しい技術・技法を取り入れながら、
現状を重んじつつ進められた修復作業。
その全貌が明らかになります。