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▲ 工芸の五月 #07 / 500yen
* 本書は、第7回「工芸の五月」の有料オフィシャルガイドブックです。

今年も、この季節が巡ってきました。
風薫る五月、松本は工芸月間です。

街の様々なスポットに、「工芸/クラフト」の要素が散りばめられ、
月末の「クラフトフェアまつもと」まで、街は「手仕事」のカラーに染まります。

遡れば江戸の昔、あらゆる職人の集う城下町として発展した松本。
戦後には、柳宗悦の民藝運動が伝播し咀嚼された、主要な地方のひとつでした。
約30年前、奇遇にも全く異なる文脈から、「クラフトフェアまつもと」が発生。
昨今のキーワード(見方によっては流行とも取れる)「ライフスタイル」に乗って、
それは跳躍します。

「工芸の五月」と銘打って七年目。
今年の表紙は、バーナード・リーチがデザインを手掛けたチェアです。
「美と暮らしを結ぶ」祭典は今年、どんなドラマを展開してくれるのでしょうか。