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photo|Chisato Hikita

昨年の春から隔月ペースで全5回に渡って開催された、
「つむぎやカネコの粉こねごはん」。
フードユニット「つむぎや」としても、多方面で活躍中の料理研究家・金子健一さんを、
栞日のキッチンにお招きして、レシピを伝授していただきながら、
粉もの料理を作って、食べて、みんなで楽しむ会でした。

この春、栞日では、その金子さんと、新たな試みをはじめます。
題して「アルプスごはんのつくり方」。

活動の拠点を、東京/横浜から、松本に移しつつある金子さんは、
アルプスの麓、信州の地で、それぞれの仕事と真摯に向き合う、
農家さんや食に携わる人たちと出会いました。

今回、その方々を、改めて訪ねて回り、お話を伺い、記録に留めて参ります。
具体的には、以下の手順で進みます。

(1)事前取材
金子さんと一緒に、農家さんや職人さんを訪ねます。
伺ったお話を、写真と文章で記録します。

(2)イベント
事前取材で訪ねた農家さんや職人さんを栞日にお招きして、
金子さんが料理を振舞い、対談と食事の会を開きます。
対談の様子と食事のレシピを、写真と文章で記録します。

この(1)(2)のセットを、これから1年、隔月ペースで全6回、重ねていく予定なのですが、
このとき、1セットを1章に見立てた、本の制作も同時に進行させていきます。

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書籍『アルプスごはんのつくり方』
▼ 監修|金子健一
▼ 写真|疋田千里
▼ デザイン|吉森由之助(以上、敬称略)
▼ 編集|菊地徹

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1年後、全6回のイベントを終えたとき、
6章構成の書籍『アルプスごはんのつくり方』と、
金子さんが信州で出会った方々とのご縁から紡ぎだした、
特製メニュー「アルプスごはん」のレシピが完成します。
どんな本とレシピが生まれるのか、どうぞ、お楽しみに。

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初回のイベントは、4.9[土]正午から。
松本市中山に工房を構え、昨年は「日本民藝館展」入選も果たし、
今年の「クラフトフェアまつもと」出展も決まった、
大久保ハウス木工舎」大久保公太郎さんとの対談からスタートです。

◉ TALK&MEAL|アルプスごはんのつくり方 #01|
  大久保ハウス木工舎とつくるパン皿
▼ 日時|4.9[土]12:00 – 14:00
▼ 会場|栞日
▼ 料金|2,500円
▼ 定員|10名
▼ 予約|info●sioribi.jp[●→@]

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