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▼ 日程|2019.10.19[土]-10.27[日]
▽ 在廊&受注会|10.26[土]27[日]
▽ 休業日|10.21[月]
▼ 会場|栞日分室[松本市大手5-4-24 List 2F]

五十嵐あさか セロ独奏会

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▼ 日時|2019.10.27[日] 18:00開場 / 18:30開演
▼ 会場|栞日分室
[松本市大手5-4-24 List 2F]
▼ 料金|前売2,500円 / 当日3,000円
▼ 定員|20名

▼ 予約|
▽ TEL|0263-50-5967(栞日)
▽ MAIL|info●sioribi.jp[●→@]
・ 件名|【予約】セロ独奏会
・ 本文|氏名 / 人数 / TEL


屋根裏にあった三着のジャケット。亡き祖父によって仕立てられたその服はとても丁寧に作られ、温もりを感じた。こんな服を作りたいと勉強し始め、自分らしい服とはなんだろうと失敗を繰り返しながら、ぎこちなく服を作っている。

今まで様々な国に住み、色々な人々に出会ってきた。時にバーでサルサを踊ったあと望遠鏡で夜空を眺め、時にはアマゾンの川の上で日の出を待った。眼下に広がる砂漠、一面塩に閉ざされた湖、朽ち果てた遺跡。どれも服作りには直接関係ないが、そんな経験が根底に服と繋がっている気がする。

「技術は大事で必要なものだが、それ以上に自分のやり方を見つけることが、真似できない一着を仕立てる方法なんだ。」と、ある国の仕立屋に教わり、背中を押された。母国に帰り、その空気を感じながら作っている服、異国でのそれ、それぞれ違うのも面白い。

屋根裏から始まった途方もない「Reise-旅」はこれからも続く。

鈴木詠一


Gorsch the seamster

ドイツはベルリンにて2017年より開始。鈴木詠一がデザイン、型紙作成、仕立てと全ての行程を行う。アンティークマーケットで売られている小物や古い写真集、ヨーロッパなどの年配の人たちの服装、また様々な国での経験からインスピレーションを受け、自分なりに解釈して服を作成。コットン、リネン、ウールなど自然素材を使用。着るごとに愛着の湧く服作りを目指す。www.gorschtheseamster.com

鈴木詠一

▽ 2004年|外務省入省
▽ 2009年|在メキシコ大使館配属
▽ 2010年|在ボリビア大使館配属。勤務の傍ら、週末に現地の仕立屋にて服作りを学ぶ
▽ 2014年|退職後、セントラルセイントマーチンズ大学入学。メンズウエア科にて学ぶ
▽ 2016年|退学後ベルリンに移り、Frank Lederにて勤務。また、現地の仕立屋にて技術を学ぶ。
▽ 2017年|勤務の傍ら、Gorsch the seamsterを開始。
▽ 2019年|日本に帰国後、同ブランドを本格的に開始。

五十嵐あさか

チェロ奏者/作編曲家

東京音楽大学 器楽科卒業。2000年からスタートした南米エクアドルでの音楽活動、2013年から2年半のアルゼンチン生活で様々な芸術に触れ、現地のアーティストと交流を続けている。これまでに自作曲チェロ無伴奏アルバム「mira-2014-」「awasqa-2015-」をそれぞれリリース(どちらもブエノスアイレスで録音) 。 以来、本格的に自作曲制作に取り組んでいる。近年では松本の詩人ウチダゴウ氏との共演や、声優の桑島法子氏の朗読夜に出演、舞踏家との即興演奏、5弦チェロ(ブエノスアイレス/パウラ・ゴドイ製作)によるバッハ演奏を行っている。声を使ったチェロ弾き歌いでは15世紀の音楽~自作曲まで年代、国を問わない。ベルカント唱法、地声、ホーメイ等歌唱法においても多様な挑戦をしている。

※ 今回の演奏会では四弦チェロを使用