▼ 日程|2019.9.20[金]- 10.7[月]
▼ 会場|
▽ 松本|栞日2F企画展示室 = 7:00-20:00 [水曜 休]
▽ 安曇野|SHITEKI NA SHIGOTO Gallery = 11:00-19:00 [火曜・木曜 休]
※ 二会場同時開催
クライアントワークとしての写真撮影に長く携わってきたフォトグラファーの清水美由紀さんが、初めて個展を開きます。会場は、栞日2F企画展示室と安曇野〈SHITEKI NA SHIGOTO Gallery〉。栞日では、写真をインテリアとして飾ることを前提に、選りすぐった写真作品を展示。テーブルスタイリングも学んだ清水さんが、単に写真を壁に陳列するのではなく、どんな部屋にどう置くか、どんな気持ちのときにどこに飾るか、といった提案もします。〈SHITEKI NA SHIGOTO Gallery〉では、オーナーで詩人のウチダゴウさんから受けた「詩の撮影」という架空の依頼を題材とした写真作品を展示。目的や被写体が明確なこれまでのクライアントワークとしての撮影から一歩離れて、心や意識、形のないものを描く撮影に、挑みます。「初めての個展を開催するなら、新たな挑戦をしたい」フォトグラファー・清水美由紀さんの思いが結晶化した初個展です。お誘い合わせのうえ、ぜひ二会場を巡ってください。
松本|栞日「くらしをかざる写真」
この家に、この部屋に、この時間に、この気持ちに、どんな写真を飾れば、わたしの暮らしは豊かになるだろうか。そんな視点で、写真を楽しむことも、きっと悪くない。なにせ、世界は最初からとことんじゆうだし、わたしがわたし自身に望むのもまた、そんな自由な在り方だから。
message
仕事・家族との日々、プライベートの旅。そのすべての営みのなかで撮りためてきたたくさんの写真から、あなたの暮らしを豊かに飾る写真を展示します。飾り方がわからない人、部屋との相性に悩む人のために、インテリアも展示、コーディネートします。
安曇野|SHITEKI NA SHIGOTO Gallery「詩の写真」
いつからだろう、すべて教わるようになったのは。何一つ知らなくたって、あの頃は、まずやってみた。できるかできないか、じゃない。やってみる。撮ってみる。新しい扉を開いてみる。わたしのことを一番楽しみにしているのは、いつまでも「わたし」でいたい。
message
クライアントの依頼があって、写真を撮る。そんな日々を過ごしてきたわたしにとって、個展開催は、雲を掴むような話でした。だけど、今、やってみたかった。せっかくの機会、もっと挑戦しようと思います。してきなしごとからのお題は「詩を撮って」。わたしの挑戦を、ぜひ観に来てください。
清水美由紀(しみず・みゆき)
1979年松本生まれ。(株)有隣堂などでのOL勤務を経て、2012年東京写真学園卒業。フォトグラファーとして独立。「LIFE=生活・暮らし・人生」にまつわる写真を撮影し、美しい日常の瞬間を切り取った透明感のある写真は、国内外問わず、多くのファンを魅了。近年の仕事に、学研『mer』連載「いずみんのナチュラルSLOW LOFE」やKINGJIM 「暮らしのキロク」「hacobuchi」、『ラヴィアラカンパーニュのジャムとパンのオリジナルレシピ(仮)』(日本文芸社)がある。編集者・一田憲子さんのwebサイト「外の音、内の香」で「母娘ふたりロードトリップ」、日本文芸社のwebメディア「つくりら」で「二十四節気 暦のレシピ」連載中。興味の対象は、生活を感じる旅、暮らしのあれこれ、健やかな食と住まい。日本と世界を、娘とふたり、旅をしながら、写真を撮って暮らしている。 HP / Instagram