web640_480

▼ 日程|2019.3.1[金]- 3.18[月]
▼ 会場|栞日2F企画展示室

◎ 朗読会
▼ 日程|2019.3.16[土]19:00開場 / 20:00開演(22:00終演予定)
▼ 会場|栞日1F
▼ 料金|2,000円 ※中学生以下 1,000円
▼ 定員|25名[予約制]
▼ 予約|
▽ MAIL|info●shitekinashigoto.com[●→@](してきなしごと)
※ 栞日店頭でも予約受付

安曇野在住の詩人、ウチダゴウさんの個展を開催します。前回の個展から二年。ゴウさんは松本の街を離れ、安曇野の森で暮らし始めました。この二年間のすべてを展示します。そして、今回の展示の直前まで久々に旅してきた、スコットランドでのあたらしい詩を携えて、朗読会も開きます。

[massage]
この季節この場所で個展を開催したのは、2年前のこと。その後、ぼくは町を離れて、森で暮らし始めました。この間ぼくの身に起こった変化は、とても大きなものでした。昔から老けていて見た目は変わらないし、相変わらず口は悪いし、携わる仕事も、10年来、詩とデザインで変わりません。だけれど、実は根こそぎ変わってしまった——そんな感覚があるのです。さて、その変化やこの感覚を、如何説明したらよいのか。どうにも要領を得ないので、この2年間のすべてを、展示することにしました。売り物になっているものは、どれも良い作品ばかりです。少し高いものもありますが、一寸無理してでも、ぜひ買ってください。そして、展示直前まで、久しぶりに、スコットランドを旅してきます。朗読会では、現地で書いた詩を読みます。年月をかけて醸造した酒は、もちろん美味いけれど、釣ったばかりの魚を、すぐさま捌いて味わうのも、また格別。鮮度の高い詩を、皆様、どうぞご賞味ください。



◎ ウチダゴウ

詩人・グラフィックデザイナー。1983年、広島生まれ。立教大学にて法学を専攻。卒業後、10代から書き続けていた詩をもとに、単身、詩の活動を開始。自身の活動に必要だったフライヤーのデザインを自ら始めたこと、詩の感性をもとにコピーを書かないかと誘われたことがきっかけとなり、同じ頃から、コピーライティングや広告デザインを手がけるようになる。現在では、ロゴから名刺に至るまで、ブランディングも兼ね備えたディレクション・デザインを手がける。

2009年冬、長野県松本市に移住。自宅の一室にて、詩とデザイン「してきなしごと」を開業。まつもと市民芸術館の季刊誌『幕があがる』への詩の連載を皮切りに、詩の執筆・寄稿、詩集の出版を始める。その後、紙雑貨や衣類などへの商品化、ドローイングを中心としたアートワークなど、「詩」の概念を広くかつ柔軟に捉えた、制作活動へ。全国各地で、個展・朗読会を開催・出演。近年では、英国・スコットランドをたびたび訪ね、現地で執筆や朗読、個展を開催している。

「詩人」という出発点と、「独学」という経緯を生かした、独創的な制作・創作を得意とする。2018年、同県安曇野市に、自宅兼アトリエをデザイン・建設。併設のギャラリーでは、イベントや企画展を開催する。