鞍田さんは民藝の眼差しに「インティマシィー(いとおしさ)」という新しい価値を見出し、三谷さんは生活工芸を読み解くキーワードのひとつとして「親密なるもの」を挙げる。日々の暮らしと地続きで、僕たちの住む街に開かれた、これからの工芸の世界について、おふたりからお話を伺います。
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このまちに暮らすこと。
#03|すぐそばの工芸
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▼ 日時|2018.7.14[土]18:00-19:30
▼ 会場|無印良品 イオンモール松本 Open MUJI
▼ ゲスト|鞍田崇(哲学者)
▼ 聞き手|三谷龍二 / 菊地徹
▼ 料金|無料
▼ 定員|25席
※ 椅子席はご予約優先です。
※ ご予約がなくても、当日直接ご来場いただき、立ち見などでご覧いただけます。
※ ご予約は「無印良品」WEBサイトからお願いします。 → ご予約
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たとえば、お気に入りのコップで飲む水は美味しい。好きな椅子に掛けて本を読む時間を幸せに思う。自分で選んだ器や道具がある日々を、こんなにも心地よく感じるのはなぜでしょう。さまざまな作り手たちが集い、仕事の息づかいが聞こえてくるようなこのまちで、そんな暮らしと工芸について語ります。
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▼ 鞍田崇(くらた・たかし)
哲学者。1970年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。専門は哲学・環境人文学。総合地球環境学研究所を経て、2014年より、明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、工芸・建築・デザイン・農業・民俗など様々なジャンルを手がかりとして、現代社会の思想状況を問う。民藝案内人として、NHK「趣味どきっ! 私の好きな民芸」に出演(2018年春放送)。
http://takashikurata.com/
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時代の大きな流れの中で、取り残されたり、取りこぼされたりしてしまうピースがあります。一方で、そんな小さな声たちが、暮らしに確かな手応えを添えてくれている、と気づくことがあります。「このまちに暮らすこと。」は、日々眺めている風景が、それまでよりすこし愛おしく眼に映るようになる幾つかの視点について、毎回のゲストと一緒に考えを巡らせてみる連続トーク企画です。
▼ このまちに暮らすこと。実行委員会[敬称略]
▽ 三谷龍二(10cm / 木工デザイナー)
▽ 前田大作(atelier m4 Inc. / 木工)
▽ 永木卓(リトグラス / ガラス作家)
▽ 中川圭(本・中川 / 本屋)
▽ 菊地徹(栞日 / ブックカフェ)