奈良の詩人、西尾勝彦さんが編集人を務める、
旅人と詩人の雑誌「八月の水」。
目先の利益にとらわれず、はるか遠くを見つめる、旅人と詩人の、
強く、そして、優しい眼差し。
そんな人々の存在が見直される、
穏やかな世の中になれば、という願いを込めて、
震災後に創刊された、詩とエッセイの雑誌です。
4冊目となる今号は、
巻頭に小特集「しずかな生活」を組み、7名の同人が寄稿。
そのあと、4つの紀行文と、5名による詩作が続きます。
表紙から、背、裏表紙へと、回り込むように文字列を配された、
詩「青」と、その英訳が、心に染み入る美しさ。
ぜひ、ご一読ください。