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▲ 職業としての小説家 / 1,800yen+tax

作家・村上春樹さんの自伝的エッセイ『職業としての小説家』が、
『Coyote』『MONKEY』を発行する「スイッチ・パブリッシング」から発売されています。

小説を書くことを生業として、小説を書き続けることで自己を表現し続ける、
小説家という職業について、村上さんが、
自らの歩んできた道と、どの道中に抱き続けてきた想いとを、
自発的に書き留めることによって、産み落とされた1冊です。

全体は講義原稿の体裁を取り、
村上さんが数十人の聴講者に対して、語りかけるような文体で進みます。
全12回の内容で、前半の6回は、文芸誌『MONKEY』に、
最終回は『考える人』に、それぞれ掲載されました。

誰のために、どのように、そして何故、村上さんは書き続けるのか。
ご本人の見解の(現時点での)集大成です。
小説家を志す人に限らず、小説家の書く姿勢
(すなわち、それは、生き方そのもの)から、学ぶことは多いでしょう。