手仕事を生業とする人のための情報誌『Crafter』。
第三弾の特集は「クラフトの流通を考える」です。
まずは、作り手の目線。
岡山の陶芸家・十河隆史さん、
福岡の木工家・小野寺幸裕さん、
東京の革小物職人・岡本拓也さんに、
卸販売に対するスタンス、小売店との付き合い方を伺います。
特別対談は、
陶芸家・長谷川武雄さんと、
ガラス工芸家・辻野剛さん。
続いて、結び手の想い。
福岡「うなぎの寝床」さん、
徳島「ゆかい社中そらぐみ」さん、
岡山「融民芸店」さん、それぞれの店主に、
定番商品を売り続ける心意気を尋ねます。
卸販売に関するアドバイスは、
「倉敷意匠計画室」代表・田邊真輔さん。
工芸界の先人の知恵と仕事術に学ぶ、作り手のための専門誌ではありますが、
結び手も使い手も、作り手たちのビジネスとしての創意工夫を知ることで、
クラフトに対する考えを深める、一助となるのではないでしょうか。