1冊を通してひと組の家族を取り上げて、
その人々の間で築かれた、尊い物語を見つめることから、
この社会における幸せについて考察する、
” 家族と一年誌 “『家族』。
主に空間デザインを手がける「HYOTA」の出版部門として、
中村俵太さん・暁野さん家族が、制作しています。
創刊号で紹介する家族は、
鳥取県大山の森を切り拓き、セルフビルドの家を建て、
その地で暮らすことを選んだ谷本家。
「SBALCO design」として空間や家具をつくっている大輔さん、
「OLAibi」として音楽活動を展開する愛さん、
そして、息子の空南(あなん)くん。
ひと組の家族の風景を1年かけて取材した記録は、
「家族と出会い、家族に学ぶ」という創刊の想いそのものであり、
家族と社会の未来について、何か語りかけてくるようでもあります。