▲ 疾駆 / chic #06 / 1,600yen+tax
日々の暮らしの関係性を紐解く中で、
この時代の本当の豊かさについて、腰を据えて考える場を作りたい。
そんな想いから全国各地を訪ねて歩き、
それぞれの土地で出会った人や風景を記録する季刊誌『疾駆 / chic』。
第6号の訪問先は伊豆。
半島の北東部、伊東から始まる旅は、
ユーモア満点の漁師に導かれ、港町めぐりを経て、西伊豆、三島へ。
富士山の恵みである湧き水が築いた、偉大なる紙の聖地「特殊東海製紙」に辿り着きます。
今回の本文用紙は、その製紙工場で2012年から開発が始まった「風光」。
しっとり、やわらかな手触りと、落ち着いた印象の風合いが特徴です。
そして、表紙の一部を抜いた穴から覗く写真は、三島「柿田川湧水群」にある井戸の水。
今号も、その斬新な意匠の装丁を、内容と合わせて、お楽しみください。