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▲ MONKEY #06 / 1,000yen + tax

翻訳家・柴田元幸さんが、責任編集を務める文芸誌『MONKEY』。
第6号の特集は「音楽の聞こえる話」。

第2号の特集「猿の1ダース」の構成に倣って、
国内外の「音楽の聞こえる話」11編を並べています。

柴田さんの訳による英語作品5本は、
チャールズ・シミック「ブルースにつける薬はない」、
レベッカ・ブラウン「80年代前半のプレイリスト」、
ウォルター・デ・ラ・メア「奇妙な店」、
ハワード・モス「インスタント・ライフ」、
スチュアート・ダイベック「ヒア・カムズ・ザ・サン」。

日本の作家6人は、
小川洋子「少年少女」、
松田青子「天使と電子」、
柴崎友香「バックグラウンドミュージック」、
穂村弘「羊たちの音楽」、
小山田浩子「動物園の迷子」、
小沢健二「赤い山から銀貨が出てくる」。

そして、この11作品それぞれに、11組のアーティストがビジュアルを寄せています。
特に注目は、音楽家・小沢健二のエッセイに、漫画家・松本大洋が絵を提供した、
約16年ぶりのコラボレーション。
ぜひ、じっくりとご堪能ください。