今年、設立20周年を迎えたブランド「mina perhonen」。
先日、南青山「スパイラル」では、記念展『1∞ ミナカケル』が開催されました。
その展覧会と同タイトルの書籍『ミナカケル』が届いています。
1の無限乗を表す数式「1∞ 」は、
ひとつのものを生み出すときに起こる、さまざまな1と1の価値の掛け合わせ。
「1=1×1×1×……」
この連鎖によって生まれる価値を、最大限に高めようとする、
ブランドの意思が込められています。
この本は、代表・皆川明さんの哲学を記した言葉だけでなく、
「mina perhonen」のものづくりに、それぞれのステージで携わる、
さまざまな人たちの言葉で、構成されています。
「mina perhonen」が追いかけているのは、
手から手へ、人の想いをつなぎ、喜びを交換するための「もの」。
常に未完であり続けることにトライするブランドの、現在地を刻んだ1冊です。