東京・勝どきの花屋「aglaia」が、
植物から紡ぎ出される、心地よい自然体の暮らしを提案する、
写真と言葉の本『333TROIS』。
最新号のテーマは「Gift」。
物語は、長野県下伊那郡、中央アルプスと南アルプスに挟まれた、
松川町のとあるバラ農園から始まります。
昼夜の気温差が大きく、バラ栽培に適した気候のその土地で、
真摯に花と向き合う家族。
作り手の想いを宿したバラたちは、生まれ育った地を離れ、
まだ見ぬ街へと向かいます。
その街で今度は、ある人に届けたい、ある想いの持ち主と出会い、
その想いを体に宿して、その誰かに贈られることを、夢見て。
美しい写真と言葉で綴る、シンプルな構成はそのままに、
ますます魅力的な短編小説のような本に育っていく『333TROIS』。
早くも次号が楽しみです。