三重・津から、その街の姿を綴る小冊子、
『kalas』最新号が届きました。
特集は、「あたたかなドミノ」。
昨年6月、『kalas』編集発行人の西屋真司さんが開催なさった、
ブックイベント「ホンツヅキ」。
イベントの開催を支えてくれた、
ボランティアのひとりを訪ねるところから、
今号のストーリーは始まります。
受けた厚意を誰かに返したくなる、という、あたたかな気持ちが、
西屋さんを、次の誰かが待つ場所へと、導いていきます。
イベント開催を終えて以降、街に向かう気持ちが薄れている、
この街を綴り続ける決め手を欠いている、と感じていた著者が、
人の縁に導かれて、その人たちとの会話を通じて、
心の熱量を取り戻していく物語。
その足取りを、辿ってみてください。
あたたかなドミノが、読み手の心にも届くはずです。