▲ のんびり #10 ／ Take Free.

のんびり、まっすぐ、秋田のくらし。
ニッポンのあたらしい「ふつう」を提案する、
フリーペーパー『のんびり』の最新号 #10 が届きました。

今回の特集は、秋田市民市場。

編集長・藤本さんが、秋田に通い始めた頃に、
一度訪れて、消化不良の気持ちを抱いたまま、
再訪することはなかった秋田の市場。

その気持ちの原因が、市場で売っている食材を、
その場で食する環境が整っていないことなどの、
エンターテイメント要素の不足だと分かっても、
では、それを整えることが「正解」なのか…

「よそ者」ならではの、試行錯誤が続きます。

（ここで少し、私見を挟んでしまいますが…）
『のんびり』が、これからの日本の地方を考える全て人にとって、
最良の教科書であることは、疑問の余地がありません。

今回も編集チームは、その土地の人たちと交わる中で、
「よそ者」ならではの、そして、編集とデザインの仕事人ならではの、
アプローチを見出します。

市場の空き店舗を休憩スペースとしてリデザイン。
人が集い、のんびり憩う場を提案します。

特集記事の終盤、編集チームが一人の若者に観た一筋の光に、
地方観光の可能性を確信する読み手も、きっと少なくないでしょう。

ほかに類を見ないフリーペーパーです。
ぜひ手に取って、じっくり読み込んでみてください。