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▲ わたしがカフェをはじめた日。 / 1,389yen+tax

京都・ガケ書房さんが発行する本
『わたしがカフェをはじめた日。』が届きました。

京都の街で、ひとり(または、ふたり)で、
カフェを切盛りする女性店主たちに、
「どうしてカフェなのか?」を尋ねたインタビュー集。

登場するお店は、
つばめ(一乗寺)マニアックスター(鹿ヶ谷)
雨林社(二乗)ひだまり(上七軒)
FACTORY KAFE工船(出町柳)
チタチタ喫茶(堀川丸太町)喫茶ウズラ(円町)
の7軒。

栞日が、いつも珈琲豆でお世話になっている、
KAFE工船・瀬戸さんのお話も収録されています。

理想的な暮らしのひとつとして、
「カフェ的ライフスタイル」が提唱されて久しい今日、
では、実際その「カフェ」を「生活」そのものにした、
女性たちは、何を感じ、何を考え、そこに辿り着いたのでしょうか。
彼女たちが開業に至る各々の紆余曲折を読んでみると、
既存のいわゆる「カフェ本」から脱落していた、
「本当のところ」が垣間見えます。

巻末に添えられた、
作家・よしもとばななさんによる感想文も必読。

企画集団・ホホホ座が手掛けた、
オール・モノクロ印刷の、時代錯誤に陥る様なレイアウト、
卒業アルバムのような上製本の仕上げ方にも、ご注目ください。