ー 旅人と詩人の雑誌
大阪の小さな出版社「BOOKLORE(ブックロア)」さんから、
今年も『八月の水』が届きました。
詩人・西尾勝彦さんが編集長を務める、この小冊子は、
東北の震災をきっかけに、
「これからは、こんな時代になってほしい」という願いを込めて、
1年に1冊、編まれています。
西尾さんが願うのは、
「旅人」と「詩人」が見直されるような時代。
ー 目先の利益ではなく、
はるか遠くを見つめる「旅人」と「詩人」
ー 彼らのまなざしの強さ、そして優しさによって、
少しでも時代がおだやかになれば
滾滾と湧き出づる清らかな水と、その上空をそよぐ快い風を感じる、
健やかな言葉たちが集まっています。