▲『夜の木』 / 3,360yen

吉祥寺のタムラ堂から、絵本『夜の木』が届きました。

’08年のボローニャ・ブックファアで絶賛された
インドの絵本『The Night Life of Trees』の日本語版。
中央インド・ゴンド民族の3人の芸術家によって描かれた「木」を巡る神秘的な世界です。

闇夜に光る木
うたの木
12本の角のある木 …

ページをめくる度に立ち現れるさまざまな木は、思わず息をのむ美しさ。

現地に伝わる神話がベースの絵や物語はもちろんのこと、特筆すべきはその製本過程。
手漉き紙にシルクスクリーンで1枚ずつ刷られた手製本。
インド・チェンナイ郊外の工房で、1冊ずつ丁寧に仕上げられました。
まさに工芸品と呼ぶに相応しい、オールハンドメイドの逸品です。

翻訳は青木恵都さん。
日本語文字のデザイン・レイアウトは、サルビアのセキユリヲさんです。

今回届いた第3刷は、1,000部限定。
そのうち5冊が栞日にあります。