▲『やがて森になる』/ 2,700yen
▲『10年後、ともに会いに』/ 2,700yen

宝石のように美しい、2冊の本が届きました。
ルビーのような『やがて森になる』、エメラルドのような『10年後、ともに会いに』。

この2冊は、東京・西国分寺のカフェ「クルミドコーヒー」さんが、
「クルミド出版」として発行している書籍です。

オーナーであり、発行人の影山さんが出会った、
「書く」という表現の可能性に挑戦する、ふたりの女性が、それぞれの著者。

『やがて森になる』は、
小谷ふみさんが、10年に渡って書き綴った、600篇に及ぶ作品をもとに編まれた作品集。
同じ街にある印刷所「九ポ堂」さんが、活版印刷で仕上げています。

『10年後、ともに会いに』は、
寺井暁子さんが、高校時代の同級生を訪ね、1年かけて、世界を旅した記録集。
ミヒャエル・エンデの『モモ』を思わせる、終わりなき物語。

そして、2冊とも、その芸術的な製本は、長野・伊那の「美篶堂」さんが担っています。
人の人との巡り合わせが磨き上げた、美しい宝石のような書物です。