日本最西端の与那国島に拠点を置く、
「カディブックス」から、『馬語手帖』が届きました。
「カディ」は与那国の言葉で「風」。
簡素に身軽にゆるやかに、常に変わり続けることを信条とする、この小さな出版社は、
馬と暮らすために与那国島に移住した、ライター・エディターの河田桟さんが主宰します。
『馬語手帖』は、
「ウマとヒトとの対話」のきっかけとなることを願って編まれた
「カディブックス」最初の作品。
本のあちらこちらに登場する、可愛らしい「ヨナグニウマ」のイラストと共に、
彼らがその目や耳やしっぽで何を語っているのか、愉しく学ぶことができます。
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これはウマに限りませんが、生き物に関わろうとするとき、
いちばん大切なのは、その存在に対する『敬意』ではないか…
ウマたちが伝えてくれることの中に、
なにか未来につながる種のようなものが含まれている…
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「あとがき」の中で心に残った言葉です。