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▲『日々』#34 / 900yen+tax

創刊から10年を迎える『日々』。
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最新号は、その創刊の萌芽となった、
編集・発行人の高橋良枝さんと、料理家・飛田和緒さんとの、
16年前の出会いに立ち返ります。

1998年の晩秋、
初めて料理本の編集に臨んだ高橋さんが声をかけたのは、
まだ料理家として活動していなかった飛田さん。

当時30代前半の若手主婦の自宅に、
同じく30代前半の写真家・公文美和さん、
スタイリスト・久保百合子さん、そして高橋さんが集い、
「おもてなし料理」をテーマに撮影。
翌年、そのメンバーにとって初めての料理本
『うちにきて、ごはん食べようよ』(講談社 / 1999)が出版されました。

その後も一緒に4冊の料理本をつくった4人の、
とある食事会の席で『日々』発行の話が持ち上がります。

年月は流れ、飛田さんにはお子さまが生まれ、
住まいも東京から海辺の街に移りました。

今回は、その海辺のお宅に、
いまや、それぞれの世界でベテランとして活躍する、
あの4人が集まり、16年目の「おもてなし料理」を記録していきます。

新鮮な海の幸と野菜。
素材の味わいを存分に活かした飛田さんの料理の数々。
創刊当時へのオマージュと、原点回帰の想いを込めた、とっておきの1冊です。