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▲ LOCKET #02 / 1,000yen+tax

ー TRAVEL FOR OWN TRUTH

世界の絶景にも、あらゆる情報にも、指一本でアクセスできる時代。
当時23歳だった内田洋介さんが、そんな時代に反旗を掲げ、
LOCKET』を創刊してから一年。

主観的な真実を追い求め、風景に潜む物語を紡ぎ出す、
旅雑誌の第二弾、堂々の完成です。

今号は「BACKPACKING ISSUE」と題した「徒歩旅行」特集。
いま「バックパッカー」といえば、
海外で安宿を泊まり歩く旅のスタイルを指す言葉として定着した感がありますが、
『LOCKET』が取り上げる「徒歩旅行」は、文字どおり、歩き倒した旅の話。

巻頭と巻末では「リアカーマン」こと、永瀬忠志さんを紹介。
世界中、延べ47,000kmをリアカーを引いて歩き通した伝説の日本人です。

続く本編も読み応え充分。
内田さん自身が歩き通した、北アルプスから日本海への縦走路と、屋久島を横断したときの話。
八ヶ岳の山小屋で働く、小西和希さんが歩いて旅した、北欧・ラップランドの話。
旅雑誌『PAPERSKY』編集長、ルーカスさんへのインタビュー。
森と人の共同事業に取り組む、「森業家」中渓宏一さんへのインタビュー。
興味深い内容が続きます。

自分自身にとって揺るぎない真実を、まだ見ぬ風景の中に探し求め、
自分自身の言葉で描いた、等身大の一冊です。